- HOME>
- 歯を失ってしまった
歯を失う一番の原因は?
「事故で歯を失った」「虫歯を放置していたら抜歯になった」などと歯を失う原因は様々です。その中でも歯を失う原因の第1位が「歯周病」であることをご存知でしょうか?
歯周病は歯を失い原因の全体の約40%を占めているとされています。
歯が抜けてしまった場合、見た目だけではなく、機能面においても大きな影響を及ぼします。歯がない状態を放置していると、ものがしっかり噛めなくなったり、発声しづらくなったり、噛み合わせが悪くなってしまったりすることがあります。
そのため、歯を失った時はすぐに歯科クリニックへ相談して、適切な治療を受けるようにしましょう。
歯を失った時の治療方法
歯を失ってしまった時の治療方法には、大きく「入れ歯」「ブリッジ」「インプラント」の3つがあります。患者様のご要望やお口の状態によって適切な治療方法は異なります。
「どの治療を選べばいいのかわからない」とお悩みの方は、大阪府羽曳野市のフジモリ歯科医院へお気軽にご相談ください。
入れ歯
入れ歯は、患者様ご自身で着脱が可能な補綴物です。歯型取りをして入れ歯を作製しますが、噛み合わせの確認、試着、調整などの工程を挟むので、通常、完成までに1ヶ月程度かかります。幅広いお口の状態に対応可能なのが特徴です。
ただし、歯茎の形状の変化によって入れ歯が合わなくなることがありますので、きちんと定期メンテナンスを受けて快適な状態を保ちましょう。
ブリッジ
ブリッジは失った歯の両隣の歯を支えにして、連結した人工歯を装着する補綴物です。支えとなる歯を削る必要があるため、残っている歯に負担がかかりますが、安定性が高く、ものをしっかりと噛めるようになります。
治療期間は1~2週間程度ですが、治療本数が多かったり、残っている歯の根っこの治療(根管治療)が必要になったりする場合は、さらに時間がかかります。
また、ブリッジは着脱ができないので丁寧にケアする必要があります。ケアを怠ると虫歯の再発(二次カリエス)の原因となったり、歯周病のリスクが高まったりしますので注意しましょう。
インプラント
インプラントは、歯を失った部分の顎の骨にインプラント体を埋め込み、その上に人工歯(被せ物)を装着させる補綴物です。噛み心地や見た目が天然歯に近い状態で再現できるのが、大きなメリットです。また歯を失った部分のみを治療するので、まわりの健康な歯に負担を掛けずに済みます。
ただし、治療に際しては外科手術が必要になります。また、顎の骨の状態や持病の有無によっては適応とならないこともあり、「誰でも治療が受けられるわけではない」ということをよく理解しておきましょう。
年代別の「歯を失う原因」
歯を失う原因は年代によって異なり、それぞれの状況に適した治療が可能です。歯を失ってお困りの方は、そのままにせずに、できるだけお早めに当院へご相談ください。
20代・30代
この年代では、虫歯や歯周病が主な原因ですが、先天的に永久歯がないケース(先天性欠如歯)もあります。
40代・50代
仕事や家事・育児が忙しいため、歯科クリニックでの定期検診が受けられず、歯周病などが原因で歯を失うケースが多いです。定期的な口腔ケアと早期治療が重要です。
60代・70代
高齢になると、歯周病などの影響で口腔内の環境が崩壊しやすくなります。また、合わない入れ歯を使い続けることも歯を失う要因となります。